ハザマ会議

視えない世界と話す人です。スピリチュアルカウンセラーやってます。いろいろな経験と視えない世界のおコトバと、あなたにメッセージが届きますように。

障がい者通所施設で働いてました。仕事内容教えます。1

前回の記事で、私は障がい者通所施設で働いていたことを書きました。

今回は通所施設で職員がしている具体的な仕事について、書いていこうと思います。

 

そもそもみなさん、障がい者通所施設って言われても、具体的にどんな場所か知らない方がほとんどですよね。

 

私が勤めていた時は、周りの人に「へえ、じゃあ、おじいちゃんやおばあちゃんの面倒を見ているんだね」とよく言われました。

もちろん施設にはお年を召した方もおられますが、大半は20代前半から40代後半くらいまでの方がほとんどです。この利用者さんの年齢層に関しては、施設ごとの開所年数や地域の環境、その他の条件によってかなり左右されることと思います。

 

ここで、世間一般的に言われる通所施設の概念を見てみましょう。

 

知的障害者更生施設(ちてきしょうがいしゃこうせいしせつ)とは、かつて知的障害者福祉法第21条6に規定されていた、満18歳以上の知的障害者を入所もしくは通所させ、社会生活適応・生活習慣確立のための生活支援、職能訓練など、障害者が自立し地域で社会生活を行なえるよう支援または訓練することを目的とした福祉施設である。

知的障害を持つと判定され、療育手帳が交付されている人が利用申し込みができる。なお他に身体障害者手帳もしくは精神障害者保健福祉手帳を交付されていてもこれによって知的障害者更生施設を利用できないということはない。また介護保険被保険者証が交付されてもこれによって直ちに老人福祉施設へ移行しなければならないということはない。

利用者は、会話が成立する者から身辺自立の言語による意思伝達の難しい利用者まで幅広く利用している。

知的障害者更生施設 - Wikipedia

 

Wikipediaより引用。

引用文の最後の一文にもあるように、施設には様々な人がいます。

一口に知的障がい者施設と言ってもその種類はとても多く、その施設ごとの線引きもかなりふわふわしている印象があります。

私が働いていた施設では、法人内でも最重度(と言われる)の方々が利用されていました。その中には実際に、区分が最重度区分として公的機関から認定されている方もいれば、もちろん重度であることには変わりないけれど性格的にこの施設のほうがより集中して作業に取り組めるというような理由から利用されている方もいました。

 

 

支援内容について

 

そんな多種多様な方が集まる施設で職員がしている仕事は、大きく分けると3つです。

  1. 生活にまつわる支援
  2. 作業にまつわる支援
  3. その他

 

1.生活にまつわる支援

生活にまつわる支援とは、まさにその言葉通りの意味で利用者さんの生活にかかわる支援全般のことを指します。

わかりやすい事柄で言うと、

 

更衣→利用者さんの程度に応じて手伝う。適切な服を選び脱ぐことから着ることを全介助の方もいればもちろん自分で全部更衣できる方もいらっしゃいます。その方に必要な支援を行います。

 

お手洗い→こちらも利用者さんの程度に応じて行います。お手洗いに促すだけでよい方もいれば、お連れしてからの一連を全部介助の方、または声掛けを行い行動を促す場合などもあります。

 

食事介助→上の二つに同じく一人づつ支援方法は違います。麺類などの食べづらいもののみ介助の方や、全介助の方、または見守りのみの方もおられます。

 

生活にまつわる支援はそれだけではもちろんなく、歯磨き支援や時には通院支援なども行います。細かいことで言えば水分摂取のためにお茶を促すなども生活支援の一つでしょうか。また、例えば利用者さんが手紙を書きたいなどの場合に手伝うことも支援の一部です。

他には利用者さんが排泄に失敗された場合の片付けなども行います。

 

 

 思ったより長くなってしまった(-_-;)

2.以降はまた次回更新にてお会いしましょう。

 

 

ののあのあ